ウガンダ🇺🇬

〜TJウガンダ滞在記〜

海外インターンシップに挑戦する6週間の滞在日記!

満天の星空、幸せな時間

こんばんは、TJです。

 

快晴の真夜中。バナナの皮で作った手作りマットを原っぱに広げて、1人きり、大の字で夜空を眺めています。

 

ここはウガンダ。アフリカの、赤道直下に位置する国。僕は今その国の農村地域で生きている。

 

僕が宿泊してる場所には、水道はない。だから、シャワーも便器も洗濯機もない。

 

部屋の電気やコンセントはあるけど、たまに停電して使えなくなる。

もちろん、冷蔵庫や電子レンジ、クーラーなど気の利いた電化製品なんてここにはない。

 

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でもここには満天の星空がある。

スマホで撮ったこの写真には星は指折りで数えられるくらいしか写ってないから、もちろんこの絶景は伝わらない。

 

だからこその絶景です。

この感動はここにいる僕だけが感じているもの。日本では見られないもの。だから価値がある。写真でも美しさが伝わるようになってしまったら、自分の目で見たときの感動はきっと薄れてしまうでしょう。

どんなに技術が進んでも、絶景はありのままには写ってほしくないものです。

 

そんな贅沢な景色を見れている今が、幸せです。

 

ここに来て、日本人よりも幸せそうで、笑顔が絶えないウガンダ人を見て強く感じます。

いくら物質的に豊かになっても、心が豊かでなければ幸せを感じることはない

と。

 

そして、高校時代に茶道の宗匠が教えてくださった熟語が胸に刺さります。あ、高校では茶道してました。抹茶めっちゃ大好きマン。

 

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「吾 唯 足 知」

われただたるをしると読みます。

 

自分が今ここに存在していること、もちあわせているものを満ち足りていると心から思えたら、それだけで毎日生きることが幸せです。

 

資本主義のこの世の中では、貧富の格差は必然的に生まれます。

自分より裕福な暮らしをしている人は必ずいるし、貧しい暮らしをしている人も必ずいる。

 

今の暮らしを疎む人達は今より裕福になってもきっとまたそれより裕福な暮らしする人達羨み自分達の暮らしを嘆くでしょう。

 

今まで当たり前やと思っていた日本での暮らしが、いかに周りに支えられ高度な技術で整えられた環境やったか身に沁みて感じます。

 

でも、だからこそ、ウガンダでの生活も幸せに感じます。

 

ここには豊かな緑、美味しい野菜、陽気な人達、そして満天の星空。

日本にないものだって、たくさんあるんです。

 

あー、こうやって誰にも邪魔されずに1人でどっぷり考え事に浸れる時間、なんて幸せなんやろう。星空が自分の無意識な思考を引き出してくれます。

 

ここに来て子供がいっぱいでみんな大学まで学校に通わせることができない家庭とかを見てると、

大学で勉強できてることもほんまに有り難いことなんやなぁて思います。

でも、勉強は正直言って嫌いです。面倒臭いです。早起きして一限に出るのもつらいです。

こんな綺麗事並べていても、大学でフル単とり続けるマンには自分は絶対ならないでしょう。

 

そういえば、1番成績を取りやすいらしい一回前期、フル単は無理でした。お母さんごめんなさい。月曜1限神経心理学だけ取れませんでした。まぁ2回しかまともに出席せんかった上に期末試験ノー勉挑んだ自分が悪いんやけど。月1はもう金輪際取りません。月1は学生の敵。

 

でも、そんな僕だって好きなことなら頑張れます。興味あることなら無限に学びたいって思えます。

これからは、そんなことを学び続けて、伸ばしていきたいです。

面倒くさがりで集中力小学生レベルやけど、好奇心旺盛で地頭が良いという自分の特性を存分に発揮できる環境で仕事したいなぁ。そんな環境を見つけたいなぁ。

 

そろそろ蚊に刺されて痒い場所が数え切れなくなってきたので部屋に戻ります。

 

おやすみウガンダ。そして、おはよう日本