6週間の海外インターンシップで学んだこと、感じたこと
お久しぶりです!TJです!!
無事日本に帰国しました!!!
いやいつの話やねん。もう帰国して既に2ヶ月経っとるやないかい。
帰ってきてからは怒涛の大学生活。
帰国後すぐに後期の授業!!
AIESECの活動!!
お茶屋さんでバイト!!
NF(京大の学園祭)で模擬店準備!!
なんやかんやで結局最後のブログを書くのが億劫になってましたね。そしたらあっという間に12月。Time flies like an allow ってやつですね。
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ちなみにこちらは空港で書いた前回(9/29)の記事。
学んだことをきちんと言語化して発信しないと、ただの日記で終わっちゃいますよ〜
やってさ。過去の自分。
これってフラグってやつですかね?見事に回収しててわらってる。げらげら。
いやわろてる場合か!!!
気を取り直して。
今回は締めくくりとして
・自分がなぜウガンダに行ったのか
・そこで何をして、何を学び、何を感じたのか
・その上で今、なにを想うのか
を綴りたいと思います。人に伝えるためにも、自分で理解を深め、ここを1つの分岐点とするためにも。少しいやだいぶ長いですが、最後まで読んでくれたら嬉しいです。
今更感はんぱないことは目をつむって、、笑
よし、アフリカンな写真で現地感漂わせよ。
これで今更感すこしは薄れたやろ。では以下からぼでーぱらぐらふ。
~研修に参加した思い~
まず、なぜ僕がこの研修に参加したか。
それは、何か強力な原体験を得て、今後の行動力に繋げたかったからです。
僕は高校生の頃、バスケ部と茶道部(あと一時期ラグビー部)を兼部していて、週7日毎日部活に勤しんで学校生活を送っていたので、あんまり
「受験勉強のために時間を犠牲にした」みたいな感覚がないんですよね。
だから大学生になってたくさんの刺激的な友人に出会い、新たな価値観に触れることにわくわくする一方で、急にタカが外れてはっちゃけだす人達に対しては違和感を抱いていたんです。
カラオケもボーリングもテニスも、やったら絶対楽しいけど、もっと今しかできひんことないかなって。せっかくやし京大の環境でしかできなさそうなおもろいことやりたいなって。
だから僕は、
- 夢中になれるほど楽しいこと
で、かつ
- 自分の成長に繋がるもの
を求めて大学生活を送っていました。
そんな時にAIESECのCreProという、ウガンダの農村地域でコミュニティ開発に挑戦するプログラムを知って、もし自分がこの6週間で現地の課題をなにか1つでも改善して現地の人を幸せにできたら、その成功体験が自分の自信に繋がってこれからの僕を突き動かしてくれるものになるんじゃないか。そう思ってAIESECのCreProが運営する海外インターンシップに応募しました。
あとは大学生のうちに毎年海外に行きたいって思いがあったからですかね。次はモンゴルでゲル暮らししながら遊牧味わってみたいな。
あ、お金、、
~研修でしたこと~
現地に行く前に色々ウガンダについて調べてはいたけど、やっぱり現地に行かないとわからない実情があって。実際に生活してみて初めて感じる価値があって。
アフリカは貧困って口では簡単に言えるけど、「貧困」ってその二文字じゃ表せないくらい色んな要因が複雑に絡み合っていて、1人1人何を課題として生きているのかが違ってくる。
現地で実際に生活をして僕が感じた1番の課題は、彼らの暮らしが安定していないことでした。
自給自足の生活やから、農作物は気候に変動されて毎年収穫量が変わるし、一家の大黒柱であるお父さんの仕事は日雇いやから、いつ仕事がなくなるかわからない。
今を生きることはできても、貯蓄がないし、そもそも貯蓄する概念がない。
だから将来子供を大学まで通わせることは難しいし、家族の誰かが病気になったらなす術がなくなる。
そんな現状を解決する一手として、チキンプロジェクトを実行しました。
チキンプロジェクトは、暮らしを良くしたいけど何かを始めるお金もないという農家の方と共に鶏を育てるプロジェクトです。初めに僕たちが雛や育成設備などの初期費用を負担し、鶏を育てる過程をサポートする。そして鶏が卵を産むぐらいまで成長したら毎日卵やお肉で収入が
得られるようになるので、その中から少しずつ初期費用を返済してもらう。全部返済し終えたら鶏はその農家さんが自由にでき、僕たちは新たな農家さんとチキンプロジェクトを始められる。そのサイクルを繰り返すことでたくさんの農家さんに暮らしを安定させるチャンスを与えることができる。
鶏を手にすることによって農家さんは
- 気候や季節によらず安定した収入を得ることができるし、
- 普段摂取できない動物性タンパク質を摂ることができる。
- そして、育てる過程で出る鶏の糞を農作物の肥料にすることも出来る。
一石三鳥の素晴らしいプロジェクトだと思ってます。チキンだけに。
こうやって多方面から農家さんの暮らしを確実に良くしていることが実感できて、そしてこのチキンプロジェクトを1つの農家さんと共に実行に移せたことは達成感が大きいです。
一緒にスタートした農家さん。この写真もかけがえのない思い出の一つ。
~研修で感じたこと~
今回の渡航は、観光でもなく留学でもなく、海外インターンシップ。だから自分と全く異なる環境で生きている人たちが何を感じ、どんな生き方をしているのかを深層的に知りたくて、色んな場所に足を動かして色んな人と交流してました。
友達の農場を見学させてもらったり、スラム街に連れて行ってもらったり、まだ英語を話せない村の子供と一緒に遊んでもらったり、近所の同年代の女の子に編み物や学校のこと教えてもらったり。
そんなたくさんの人との出会いの中で僕が疑問に思ったこと。
それはみんな貧しいのにそれ以上に幸せそうなことでした。
生活水準は日本の方が圧倒的に上です。でも、日本人っていつもマイナスなことを言ったり、いじめや鬱など、心に余裕がなくて生きづらさを感じてたりする。でもそんな日本人とは対照的に、彼らはいつも笑ったり、踊ったりして楽しそうに生きている。
ずっとそれを疑問に思っていて、ある日近所でよく一緒に時間を過ごしてた同年代の女の子フレッビーに尋ねてみました。
「What is your happiness?」
って。
今読んでくれてるみなさんは、この質問に対する答え、パッと思い浮かんでますか?
彼女の答えはこうでした。
家族や友達と一緒に笑い合って過ごせる日々が私の幸せ
めっちゃ素敵な答えやなあって思いました。その時同時に、物質的な豊かさの先に幸せはないと実感しました。
僕たちは日本で今豊かな暮らしを送っているけど、もっといい携帯電話を求めるし、もっといいブランドの物を身につけたいと思ってしまう。そんな欲求って多分満たされたらまた上書きされて、永遠に満足することってないんですよね。
じゃあ僕は何で幸せを満たすことができるのか。
やっぱり愛やなって、思いました。
物質的な豊かさを理想に見合うほど享受できるかはわからないけど、愛は普遍的で誰でも与え受け取ることができる。
そんなことを考えながら、自分が今まで周りの人たちにとても愛されていたんだなあと改めて実感しました。これまでは自分をつき動かす原体験がないことを憂い、それを求めていましたが、今はなにか大きな痛みや悲しみを背負わずに生きてこれたことへの感謝を感じるようになりました。
いきなり愛ってなんやねんって思う人もいますよね。わかります。僕も今まで愛ってだっさとか陳腐やんとか思ってました。
でも、世界を誰1人取り残さずに幸せにできるんって、やっぱり愛なんですよね。
だから僕にとっての幸せは、そんな僕の周りにいる人たちを愛し、彼らから愛されることです。
僕がそんな関係を周りの人と築けて、周りの人が彼らのコミュニティでもそんな関係が築けて、それが連鎖して社会に広がっていったらきっと世界中の人が幸せを感じながら生きられるんじゃないかって信じてます。
僕の次のステップは、今度はその'周りの人'をいかに広げられるか。Word citizenを心から実感できる日はそう遠くないはず。
~今の想い~
最後に僕の率直な今の想いを綴ります。
もともと僕は将来強くやりたいことがなくて、それが不安で色々な経験に挑戦できるAIESECという学生団体に入りました。
そして密度の濃いあっという間の半年間。正直、まだまったく決まってないです。
でも今はあまり将来に対してあまり不安はありません。だって5年後10年後に社会で何が起こってどんな影響が自分に来るのかなんて予測できるもんじゃないし、焦ってすぐに決めたところで可能性を狭めたくないですもん。
だから思考は続けてますが、あまり不安で悩むことはなくなりました。
今こんなこと考えられるんってめっちゃ贅沢なんやろな〜って思いながら生きてます。笑
でも、心に決めてることが一つ。
目の前にあるおもろいって思える機会に飛び込んで、全力で楽しもう。
将来に向けて準備、とかいう守りの気持ちが薄くなったからこそ、今自分の目の前に広がってる色んな機会に対して挑戦したいです。そして全力でやりたいです。
全力でやってる人は何してても情熱的に映るし、そんな人の生き様ってめちゃめちゃかっこいい。
だからそんなかっこいい漢になりたい。
そんな生きる過程で、周りの人達と支え合って、感謝し合って、愛し合いながら生きていけたら幸せです。
~まとめ~
書き終わった!!やりがい!!
もう4000字も書いちゃってますね。まさか夏休みの日記をラスト3日で創造する自分が。ここ来るまで読者のみなさんは何割脱落してるんでしょうかね。あは。
でも、振り返ればこのブログをウガンダおる間毎日続けてほんまに良かったです!
帰ってから
このブログ読んでたで〜!
がキッカケで新しい出会いがあったりして、今のコミュニティが豊かになったり。
発信することめっちゃ大事って気付きました。
それだけでどんどん可能性広がってったもん。
あ、ここで最後のお願い。
↑これ、空港で作ったままずっとお蔵入りしてたアンケートです。
40秒で終わるんで、ほんまに最後にこれだけ答えて欲しいです。
特に、
全くしらん小童のブログの読者にまでなってくださった100人以上のみなさん!
多分ウガンダ気分のまま勢いで作ってたので文面調子乗ってますが、僕は読者がいてくれてめっちゃ嬉しかったので、最後に何か一声でももらえたらもっと喜びます。懐きます。
知り合いの人も答えてくれたら嬉しいな〜
いつも会ってんのになんか今さら恥ずかしいし。笑
答えてくれた人は是非ごはん行きましょ。語りましょや。
よし、これで全て心残りやったことは書き終えた。
というわけで!!
今回の記事、そしてこのブログは終わり!!
今までお付き合い頂きありがとうございました!!!
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