ウガンダ🇺🇬

〜TJウガンダ滞在記〜

海外インターンシップに挑戦する6週間の滞在日記!

たまたま仲良くなった友達が実はすごい人やった話

こんにちは!TJです!

 

突然ですが!みなさん!

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この方を覚えていますか??

 

僕も忘れてました。この人から突然連絡が来るまでは。

 

この人はハッサン

ウガンダ着陸して2日目に遊びに行ったエンテベビーチで急に話しかけられ仲良くなった人です!

 

ちなみに奥さんと出会ったのもビーチだそう。ビーチで知らない人に話しかけるスキルでハッサンに敵うものはいません。

 

そんなハッサンから急に会おうとの連絡が。しかも実家にある農園を案内してくれるそうです。

 

てことでハッサンと会ってきました!

 

メインロードで合流して、マーティンの家から約50km離れたハッサンの実家へ!

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家にお邪魔すると、いきなり朝ごはんを出してくれました。ウガンダの友達の家に行くと必ず何かもてなされます。おもてなし精神は日本に劣らぬ素晴らしいものがあります。

ご飯もそうですが、この時のお茶すごく美味しかったです!

 

腹ごしらえをして、いよいよ農園へ!

ハッサンの実家からボダで約20分、どんどん山道を奥へ進むと

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農作物が植わってる小高い丘の近くでボダが止まりました。

「この丘のどこがハッサンの農地なの?」

って聞くとハッサンは一言、

 

All!

 

おったまげました。実は写真に写ってる景色ほとんどがハッサンが持ってる農地でした。

 

思わずこの農園の広さを尋ねてみたら、60-70acresぐらいだそう。

 

いや acre ってなんやね〜〜ん。

そんな単位日本で聞いたことないで、、

 

あとで調べてみると、1 acre = 約4047㎡だそう。つまり、ハッサンの農地はだいたい26万㎡。ゆえに、概ね甲子園球場20個分。

控えめに言って、半端ないです

 

僕は知らないうちにとんでもない人と知り合っていたようです。

 

そんな大きな農園を、もちろん一人で全て管理することは不可能。なのでハッサンは現地に管理人、作業員を雇って自身は主にカンパラで生活しています。

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作業員'sとのフォト。ウガンダのみなさんは本当に写真を撮るのが大好きです。どんな場面でもとりあえず1枚写真に収めます。

 

そしてハッサンと管理人さんに案内してもらいながら農場を見学。

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キャッサバ、メイズ(とうもろこし)、マトケ、バナナ、スイカ、トマト、キャベツ、カボチャ、大豆、オクラ、、、

甲子園球場20個分の土地にはありとあらゆる農作物が植えてありました。

 

 

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枯れたマトケの葉を下に敷いて肥料かつ保湿の役割を与えたり、様々な工夫がそこには凝らしてありましま。

農家ならではの自然のサイクルを知れてとても勉強になりました!

 

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あと、オクラってウガンダでもオクラって言うらしいですね。おもしろいです。

 

しかし、流石に全ての土地を有効利用できている訳ではないようです。

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手前に広がる農地はまだまだ手付かず。でもハッサンの頭の中にはすでにいくつかのアイデアがあります。

 

ヤギや羊を放牧したり、電気が通れば生産工場を建設したり、その土地が肥沃でないならはたまた太陽光パネルを設置したり。

 

BIGな農園の持ち主は、同様に思考もBIGです。

 

しかも、これは農園を歩き回っている間に聞きましたが、2021年にこの地区の自治体の選挙に立候補することを決めていました。自分が市長になり、政治面からもっと農民の負担を軽くし、発展に貢献できるような政策を実施したいそうです。

 

だんだん友達と呼んでいいのか怪しくなって来ましたね。自分がもっとビジネスに強くて社会的影響力がある存在ならここで協働してなにかを始められるのに、、

せっかくできた繋がりを生かしきれない自分に悔しさを感じます。しかし自分は弱冠18歳、まだまだ勉強して挑戦する時間は十分あります。ハッサンに限らず、現地で出来た繋がりを一度だけにせず、これから何かのプロジェクトで生かしていけたらいいですね!

 

農園からハッサンの実家に戻り、再びご飯を頂いちゃいました。

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めっちゃくちゃ美味しかったし、たった一度会っただけの異国の若者にここまでもてなしてくれるハッサンに心も一杯です。

 

日本から持って来たお土産を渡して、ハッサンとはお別れ。僕がウガンダにいつ戻ってこれるのか、そもそも戻ってこれるのかさえ分かりませんが、その時は絶対再会して、おもてなしを倍返ししてやりたいですね!

 

そんな感じで、また1人、大切な現地の友達との思い出が増えた一日でした!

また今度〜〜